
訪問リハビリって稼げるって聞いたけど本当?
なんで給料が高いんだろう?
今回はこんな疑問にお答えしていきます。
- 訪問リハビリが稼げる理由
- 訪問リハビリに転職するコツ
- 訪問リハビリを選ぶ注意点
たまにTwitterで給料明細をあげている人がいますが…
なかでも訪問リハビリで勤務するセラピストの給料は高く稼ぎやすい分野に驚くことは多いんじゃないでしょうか。



病院や施設で勤務するPTの給料よりかなり高いね
とはいえ、普通のPTより1.5〜3倍近く稼げるので怪しいと感じてしまいますよね。
そこで本記事では、訪問リハビリの給料がなぜ高いのか、その理由を分かりやすく解説します。
さらに記事内では、訪問リハビリに転職する際の注意点も解説していくので、訪問リハビリを検討中の人には参考になる記事になっています。
- PTOT人材バンク:安心の大手企業が運営+好条件求人が多い
- PTOTSTワーカー:圧倒的な求人数と手厚いサポート体制が魅力
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訪問リハビリの給料が高い理由


訪問リハビリの給料がなぜ高いのか?その理由は以下の5つです。
それぞれ解説していきます。
報酬単価が高い
訪問リハビリが稼ぎやすい最大の理由がこれ!
訪問と病院での20分あたりのリハビリの報酬単価は以下のとおり(保険種別・介護度・加算によって変動)。
上記のように訪問リハビリは、病院でのリハビリに比べ単価が高くなっています。
利用者宅の移動時間はあるものの、効率よく売り上げを出すことができるので、セラピストへの還元も大きいというわけ。



加算含め1件の訪問で、収益1万円を超えることも多いよ
なので病院で運動器リハを18単位やるよりも、1時間の訪問リハを5件回ったほうが報酬単価は高くなります。
そのため訪問リハビリは稼ぎやすいというわけ。
インセンティブ制度がある
訪問リハビリが稼ぎやすいもうひとつの理由が、インセンティブ制度があること。
要は、頑張ってくれたらそれだけ給料に反映するよというシステムです。相場は1件あたり数千円というところが多いです。



インセンティブだけで、新卒の給与くらいになる強者もいるよ!
運営費が少なく済む
訪問リハビリは、病院のような建物やリハ室は必要でないですし、物療機器や備品を用意する必要がありません。
病院で掛かるような莫大な設備投資・設備の維持費が不要なので、その分がセラピストへ還元されています。
訪問リハは、通常より報酬単価が高いうえに運営費が安くセラピストへの還元率も高く、稼ぎやすくなっています。



訪問リハって運営上のコスパも良いね!
介入数に上限がない
病院で働く場合は1日24単位・週108単位が上限ですが、訪問リハビリこういった上限はありません。
なので、訪問リハビリでは単位数を気にする必要がなく、週6日で介入することも可能になります。



体力とやる気があれば、どんどん稼げる仕組みだよ
前述のインセンティブ制度にプラスして、数多く介入できる環境が整っているという点も、訪問リハビリが稼ぎやすくなってる要因です。
需要が高い
日本は、入院から在宅医療へのシフトを進めています。その一環として、在宅リハビリの需要も高まっています。
実際、訪問リハビリテーション事業者は右肩上がりで増加傾向にあります。
訪問リハ事業者数


日本の医療のトレンドともマッチした訪問リハの需要は高く、利用枠の空きが出ても埋まりやすく、売り上げを立てやすいんです。
そのため稼働時間を高く維持しやすく、稼ぎやすくなっています。



訪問リハは、日本のトレンドにあった分野だよ
稼げるだけじゃない!訪問リハビリの魅力


訪問リハビリは稼げることが大きな魅力ですが、もちろん高い給料以外の魅力もたくさんあります。
具体的には以下の2つ。
それぞれ解説していきます。
面倒な人間関係に悩みにくい
訪問リハビリは、1日のほとんどの時間をほぼひとりで過ごします。
そのため病院なんかでよくある煩わしい人間関係のトラブルに巻き込まれることもなく、自分のペースで働くことができます。



無駄なストレスが溜まることがないよ
ライフスタイルの変化に対応しやすい
訪問リハは、フルタイムだけでなく時短勤務やアルバイトでも給料水準は高く、ライフスタイルに合わせて働き方を変えることができます。
なぜなら訪問リハビリは、件数に応じた報酬制だからです。
そのため結婚・出産・子育てとライフスタイルの変化が大きい女性PTにもぴったりな分野といえます。



働き方を調整できるのは嬉しいよね
稼げる訪問リハビリの求人を見逃さないコツ


今ならまだまだ高い給料の職場を見つけやすい訪問リハビリ。
しかし、残念ながら「どこでも高待遇」という状況ではなくなっていきています。
優良な求人を見逃さないために大事なコツは、いつでも求人情報が入ってくるようにしっかりと網を張っておくこと。
そのための方法は以下の3つ。
それぞれ解説していきます。
リアル・SNSで人との繋がりを作る
転職において「働きやすく給料の高い職場」にいける可能性が最も高いのは、知り合いからの紹介です。
HPや求人票だけでは分からない内部事情も知れますし、高い給料を提示されやすくもなります。



採用側も紹介だと安心できるから、採用率も上がるよ
また紹介でなくても、新たな求人情報を教えてもらえることもあるので、人との繋がりを作っておくと良いでしょう!
実際にTwitterなどのSNSで求人募集をかけている訪問リハビリもあります。
転職サイトを活用する
ひとりで訪問リハビリの求人をチェックしたり、人からの紹介を待っているだけでは良い求人を見つけるには限界があります。
その点、理学療法士向け転職サイトだと希望条件を伝えておけば、専属の担当者が条件に合う求人をどんどん紹介してくれるので取りこぼしがなく便利。
転職サイトは無料で使えますし、実際に転職しなくても求人情報をチェックするだけでも良いので、とりあえず登録しておいて損はないでしょう。



情報収集が目的で使う人も多いよ
訪問リハビリの求人なら「PTOT人材バンク」が間違いなです。
PTOT人材バンクの詳細は、こちらの記事で解説しています。



担当者に「インセンティブがある訪問リハを紹介してください!」みたいなお願いをするのもありだよ
個人で求人情報を定期的にチェックする
働きたい訪問リハビリがあるなら、求人が出ないか定期的にチェックしておきましょう。
またハローワーク求人も、意外な好条件の求人が出ることもあるので、忘れずチェックしておきましょう。



ちなみにハローワーク求人は、転職サイトからもチェック可能だよ
ハローワーク求人を扱う転職サイトは、先ほど紹介した「PTOT人材バンク」や「レバウェルリハビリ」が有名どころです。
まとめ:訪問リハビリの給料が高いのは、国の方針にマッチして需要があるから


本記事では、訪問リハビリの給料がなぜ高いのかを解説してきました。
訪問リハビリが稼げる理由は以下の5つが関係しています。
特に在宅シフトの国の方針とマッチした分野なので、稼ぎやすいというわけ。
訪問リハビリには、給料が高いだけじゃなく、人間関係に悩みにくかったり、ライフスタイルの変化に合わせて働けるなどメリットも多いです。



子育て中の女性PTにもおすすめだよ
訪問リハを探すには、自分で探したり人の伝手を使ったり、転職サイトを活用して常に情報が入るようにしておくのがコツです。
今回は以上です。