
理学療法士って負け組なの?
そうじゃないよね?
今回はこんな悩みを解決していきます。
理学療法士はオワコンだとか将来性がないと言われ、“負け組”と揶揄されることがあります。
勝ち組と言われるのは気持ちいいものですが、負け組と言われると気分も悪く不安になりますよね。



自分の仕事が、負け組とか言われると悲しいよね
とはいえリハビリ業界に身を置く人であれば、負け組と言われる理由が全く分からないということはないんじゃないでしょうjか…。
考え方は人それぞれですが、理学療法士として10年以上働いてきた筆者個人としては、理学療法士はまだまだ負け組ではないと考えています。
記事内では、詳しく理学療法士は負け組じゃないと言える理由を解説していくので、理学療法士の現状や将来性に不安を感じてる人には役立ち記事になっています。
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理学療法士は負け組じゃない言える3つの理由


理学療法士は、下記3つの理由から決して負け組な職種であるとは言えません。
それぞれ解説していきます。
やりがいはかなり高い
理学療法士という仕事の最大の魅力は、やはり“やりがいの高さ”でしょう。
患者さんと文字通り“二人三脚”で地道に努力を重ね、そしてリハビリの結果が出て、症状の改善や退院、趣味のスポーツへ復帰でき笑顔を見られた時の喜びは他の何ものにも代え難いです。
- リハビリのお陰で良くなった
- 〇〇さんがいたから頑張れた
- 本当に感謝している
上記のような言葉を患者さんから掛けられると、めちゃくちゃ嬉しいもの。
他のどの職種よりも患者さんと関わる時間が長い分、頼られることは多くやりがいのある仕事です。



仕事はお金だけじゃなく、やりがいも重視しないとつまらなくなるよ
頑張り次第で給料を上げやすい
理学療法士の給料が低いというのは、悲しいながら下記の表の通り事実です。
給料の比較
理学療法士 | 全労働者 | |
---|---|---|
平均年収 | 約426万円 | 約461万円 |
年収の中央値 | 約380万円 | 約433万円 |
とは言えこれはあくまで平均であって、平均年収よりさらに上の年収500万円以上稼ぐ理学療法士は数多くいます。
PTは他の職種に比べ、週末や勤務後に自費分野で稼いだり、転職しやすい職種であり給料を上げやす特徴があります。
業界の平均給料は安いかもですが、個人の頑張り次第で給料を上げやすいため決して負け組とは言えません。



頑張れば給料に反映されやすいのは理学療法士の強みだよ
理学療法士が年収を大幅アップさせる方法は下記の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
転職しやすい
理学療法士を含め医療業界は、転職しやすい分野といえます。
例えば大手の転職サイト「PTOT人材バンク」で理学療法士の求人をチェックしても1.5万件以上の求人があるので、転職しやすいのは明らか。
またいわゆる“出戻り”にも寛容な業界であり、自費分野や他の職場を経験してから、元の職場に戻りやすく働き方を調整しやすいのはメリットと言えます。
そのため転職によって給料アップを狙えたり、働き方を調整しやすい特徴があります。



潰しが効きやすいのもメリットだよ
理学療法士が負け組と言われないために気を付けること


理学療法士として働く人にとって、リハビリはとてもやりがい・価値のある素敵な仕事ということはわかりきっていること。
ですが、自分達の評価と世間の評価にズレが生じやすいというのも事実。
そこで世間から「理学療法士は負け組」と言われないために気を付けるべきことは以下の通りです。
- 専門性を高め価値を提供する
- 人的資本に投資し給料を上げる
ただなんとなくマッサージをして、電気治療をして、歩行練習をして時間を過ごし単位を稼ぐというのではなく、知識・技術を高め変化を提供することが重要です。
「やっぱりリハビリって大切!凄い!」と感じてもらうことこそが、我々PTの存在価値を高める唯一の方法で、その積み重ねによってPTという仕事の評価が高まっていきます。



そのためには勉強であったり、常に人的資本を高める努力が大切
そうして高めた人的資本の価値は、いずれ給料であったり形となって還元されてきます。
なので、理学療法士は負け組と言われないためには上記2点を意識していきましょう!
理学療法士は負け組じゃないと言える理由まとめ


本記事では、理学療法士は負け組じゃないと言える3つの理由について解説しました。
理学療法士はオワコンだとか将来性がないと言われ、“負け組”と揶揄されることがありますが、決してそんなことはなく素晴らしい職業です。
自信を持ってそう言える理由は以下の通りです。
これらの理由から理学療法士は、決して負け組ではないと言いきれます。



PTという仕事に自信と誇りを持って働こう!
今回は以上です。